エマージェンシーファーマシストヴィークル

緊急時薬局車両



 
エマージェンシーファーマシストヴィークル

エマージェンシーファーマシストヴィークル(Emergency Pharmacist Vehicle:緊急時薬局車輌)とは、救急車を改造して、調剤室などの薬局機能を備えた可動力のある災害対策医薬品供給車両で、移動型薬局とも言われます。2011年の東日本大震災の経験を生かし、全国の薬剤師会や大学が配備しています。2016年4月に起きた熊本地震では、大分県の薬剤師会が初出動しました。今後、南海トラフ大地震が想定されるため、災害時には重要な役割を果たすと期待されています。

エマージェンシーファーマシストヴィークルロゴ 出動前の打ち合わせ風景 エマージェンシーファーマシストヴィークル内部
平成30年8月4日 読売新聞 夕刊より抜粋
エマージェンシーファーマシストヴィークル活動風景 エマージェンシーファーマシストヴィークルと仲間

AMDAとの連携

AMDA×アイ薬局

大地震などの大規模な災害が発生した場合、被災地の薬局は建物が倒壊したり、津波で流されたりで機能せず、薬が手配できないことが少なくありません。そのため、薬がすぐに必要な場合や常用している薬がある被災者にとっては、時に命に関わる深刻な問題にもなりかねません。さらに調剤薬は、薬局を通してしか仕入れることができないという現実もあります。
そこでアイ薬局は、AMDA(Association of Medical Doctors of Asia)と連携して、必要な薬剤10セットをアイ薬局総社店に備蓄することが決まっています。大地震などの災害が、いざ起こった場合には、素早く被災地に駆けつけ、現地の医師や薬剤師さんたちと連携しながら、医療救護所や避難所等で被災者の方々に医薬品と安心感をご提供できればと思っています。
さらに、実際に南海トラフ大地震が発生した場合には、「空路」や「海路」など様々な交通手段を使って、総社市と丸亀市を結ぶことが行政で決定しています。
アイ薬局はエマージェンシーファーマシストヴィークルを“もしも”の時に活用できるよう、環境整備を着々と進めています。

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