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07 減塩2

07 減塩2

塩分が血圧に及ぼす影響

塩分を摂ると、血液の塩分濃度が上がります。体は、体液を元の濃度に戻すために水分をため込み、血液量が増加します。増えた血液が血管に圧力をかけるため、血圧が上昇すると言われています。
高血圧は様々な症状の原因になるため、塩分の摂取には慎重になる必要があるのです。

減塩のコツ

高血圧だから塩分は絶対に摂れない…なんてことはありません。高血圧の場合、1日の塩分量は6g未満が望ましいとされています。
どうしたら減塩ができるのでしょうか。

①汁を飲まない、またはつけ麺にする

ラーメンやうどんの塩分の多くは汁に含まれます。麺と具だけを食べて汁を残すことで、塩分量は約半分におさえられます。

②カリウムと一緒に食べる

カリウムは、体の余分な塩分の排出を助けます。きのこ類、ほうれん草、ワカメなどはカリウムを多く含むため、血圧上昇の抑制が期待できます。
※腎臓の悪い方はカリウム制限が必要な場合があります。主治医にご相談ください。

③具材を増やす

野菜をたくさん入れることで、塩分を中和する効果が期待できます。
キャベツ:食物繊維が豊富で、ラーメンの量を減らす効果も期待できます。
もやし:低カロリーで量増しに役立ちます。

④1日~数日単位で調整する

1食ではなく数日単位で塩分摂取量を管理することで、正常な摂取範囲内におさえることができます。ラーメンを食べた日の他の食事は塩分を控えるなど、調整してみましょう。

⑤香辛料や出汁をきかせる

香辛料の辛味や出汁の旨味を活用することで、塩分が低くても満足感のある味になります。

工夫して減塩し、好きな料理を美味しく食べましょう。
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